刀 FreeRideフォイル 更新2024/4/25

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スペーサー無しで簡単にリアウイングの角度を調整して浮きをコントロール出来る。
マストとフュースーレージの固定力にこだわって作られているのでウネリの中でのコントロールもピカイチ。
このフォイルを付けられるフォイルボックス(ディープタトル)のボードなら、これからフォイルを始める方にもイチオシします。
エントリーモデルのフォイルは浮きや操作性の良さはあるけれど、上達してきた時のスピードがイマイチと感じる物もありますが、このフォイルはスピード性能も十分で、乗れるようになってからも楽しいと思えます。
マスト、フューサレージ、ウイングのパーツも充実しているのでバージョンアップしたい場合にも安心です。
流石ショップ経験者が4年かけて開発したフォイルで、上達してきた際のチューニングが非常にし易い工夫が詰め込まれています。
刀FreeRideフォイル
刀 FreeRide FOIL基本セット
フロントウイング:1100㎠
リアウイング:250㎠
フュースレージ:75㎝
マスト:85㎝アルミ
刀Freerideフォイル
ボックスへの取り付けは非常に簡単。しかもマストの角度を簡単に調整出来る専用のシムも付属されます。
上達してきた時にマストの角度を調整することは重要なので、これが簡単に行えるシステムなのはとても良い。
刀フォイル
専用収納ケース付き。
Wing用のカバーも付属されます。
刀フォイル付属品
専用のビス用Tレンチとマストの角度を調整できるシムが1°分付属されます。別売で0.25と0.75があるので買い足してさらに微調整が可能。 
刀FOIL自分の知る限りでは最もマストの取り付け部のガタつきが無い。しかも8㎜ビスを使用。  刀FOIL
尾翼はビスを緩めて角度を変えることが可能。シムを使って変えるより簡単で優れたシステム。
<試乗レポート>あくまで個人の感想ですが参考にしてみてください。(乗るボードによっても違いはあります)
 Date 2023/8月 検見川
 コンディション  南東 ブローで5~6m/s 。
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
7.5㎡フィンで走れるか?ぐらいの微妙な風速。
浮きの早さや、浮いた後のコントロールは、とにかく抜群。特に難しいジャイブは、このフォイルなら出来るようになるだろう。と、思わせるほどし易い。
FreeRideフォイルは浮きが早くて乗り易いけどスピード感が今イチと感じる物もありますが、このフォイルに関しては十分なスピード性能を楽しめると感じます。これ以上のスピードを望むならフォイル専用のボードにFreeRace系のフロントウイングが720~750c㎡のフォイルを使うことになるでしょう。
今日は普通にフィンで楽しめるFreeRideボードのCarve121Lを使用しましたが、この手のボードでも非常に乗り易く感じれます。
シムは1°を使用、リアウイングは最もマイナスの位置でしたが、今日のコンディションだったらリアウイングはニュートラルで良かったと思います。アビームでの走行感は良かったですが、上りがもう少しだった事と、セイルパワーがアンダー気味に感じる時にボードの上下動の不安定さを感じたので。このような症状の時には、だいたいリアウイングをマイナスにし過ぎている症状なので。
刀FreeRideFoil

 Date 2023/9月 本栖湖
 コンディション  ブローで7~8m/s
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
ブローは7.0~8.0㎡フィンの方も十分走る風速ですが、ブローの範囲が狭くガスティーなコンディション。
シムを入れてマストは3°でリアウイングはフルにマイナスにセッティング。
ブローでも浮き過ぎず素晴らしく乗り易い状態でした。スピードの面も個人的には十分だと感じます。(楽しい~!!)
ジャイブもし易いし上りも良いし言う事なし。
その後、フロントウイングが720の刀SLALOMフォイルに乗りましたが、こちらは下らせるのは楽でしたが、アビームや上りはCARVEの様に細身のボードでは浮きが強く抑えが難しく感じました。
この事から、フィンとフォイルの両方を楽しみたい方、ボードの幅が80㎝未満の方にはFreeRideフォイルの方がオススメだと言えます。

 Date 2023/10月 検見川
 コンディション  北北西 サイドからサイドオフ 海面は膝以下のウネリで少しチョッピー
 テストライダー 身長170㎝ 体重58㎏
 使用セイル / 使用ボード Point7 F1e6.4㎡ / 2022Star CARVE121L 238×71.5㎝
7.0~8.5㎡のセイルならフィンで走れる風速からアンダーまでアップダウンはありました。
今日はシムを使ってのマストの角度をチェックしたのでレポしておきます。
リアウイングはフルにマイナスにして、マスト角は+3°。
ややアンダー気味のブローでの浮き上がりは、とても良く、フィンの方がジャストで走れる風速では、上る時には全く問題ないですが、下らせたときには少し難しいな~と感じました。(ややオーバー気味に感じる)
戻ってフィンに変えたら風が落ちてしまったので、フォイルがオーバー気味に感じた時に、フィンにチェンジした時の繋がりの良さのテストは出来ませんでした。
まだ少しだけブローが残っていたので、あきらめずにマストの角度を3.75にして再度出艇してみました。
3.75だと浮きが安定せずボードの上がり下がり出てしまう乗り味でした。この事からオーバー気味でも3.75は角度を付け過ぎだと思いますます。3°が限界かな? フォイルをいじるより、セイルサイズを下げるかセイルサイズを変えずにフィンにチェンジした方が良いと思います。
ちなみにCARVE121Lの場合は、シムを2°分使えば3°になります。こう言う事があるので、しっかり角度を計測できる物でチェックした方が良いです。シムを2°にしたから2°になるわけではありません。
刀フォイルFreeRideリアウイング刀フォイル用マストシム