このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名 201 1QUATRO FREEWAVE  WOOD 105L   
 テストライダー 身長170cm 体重60s
 ゲレンデ 検見川
 コンディション・海面状態 検見川 北西・・・チョッピ海面 アンダー〜オーバー
検見川 南西・・・膝〜腰の波 ジャスト〜オーバー
 使用SAIL/FIN SIMMER IRON 6.2 純正30cm
SIMMER V-MAX6.6 純正30cm
 性能評価 △ 悪い  ○ 普通  ◎ 良い ☆非常に良い 
 初速 上り
 スピード ターン性能
波乗り性能 安定感
 装備品のクオリティー
 (FIN・STRAP)
重量レベル
オススメレベル:強風ビギナーから中級者の方
マッチングエリア:5・3から7.2u WAVEやCROSSOVER系セイル

 <コメント>

 昨年までは、ネーミングは同一のFREESTYLE WAVEですが、WAVEテイストが強いFREEWAVEでした。

 今年は、SLALOMテイストが格段にアップ!十分な風の中では、かなり速いです。(エキサイトするレベルのスピードが出ます)
 速いから、自在なターン性能や、ラフ海面での走りやすさが損なわれているか?
 それは全く感じませんでした。
 チョッピーな海面や、波の中での走りは、コントロールしやすく海面に馴染む走りです。
 かなり下らせてトップスピードの状態でも、ボードのノーズ付近のエッヂが食ってしまうことや、ボードが暴れて押えが利かない事が無く、
 エキサイティングなスピードでのプレーニングが可能です。
 ジャイブに関しても、とても素直で、高いコントロール性能を感じます。
 ただ、波乗りは厳しいです。(WAVEと比較しています)うねりの中で遊ぶには十分ですが、波乗りを楽しめるレベルとは言えない。

 SLALOM系のFREERIDEでは、チョッピーな海面や波のある海面でスピードを出すには技術が要求されますが、
 このボードは、そこが違います。滑らかです。
 そしてジャイブの弧の自在性も違います。タイト、ワイド、うねりに合わせても楽に行えます。
 入りもイージーです。

 風が強くなってくれば、オフショアで無い限り、風波が立ったり、うねりがあるラフな海面になってきます。
 ライトウインドを楽しんでいるボードでは、走らせることに技術を要しますし、ジャイブも難しくなります。
 そうなってきた時が、このボードの出番。楽しいプレーニングを与えてくれます。

 吹けば、必ずしも、WAVEが楽しいコンディションになるわけではないですね。
 例えば、検見川の北西はインサイドがガスティーですし、5.0u以下のセイルが使えるようなコンディションで無い限り、
 WAVEボードに乗っても楽しいとは思えません。
 夏のサーマルも、強めに吹いても、6.0u前後がレギュラーサイズで、インサイドがアンダー気味のことも多い。
 WAVEボードでは、いまいち走らないコンディションも多い。
 そんな時にも、このボードなら楽しめる。

 SLALOMボードよりは遅い。 WAVEボードよりは波乗りを楽しめない、
 でもWAVEボードより速く上りもとり易い。SLALOMボードよりもターンの自在性を楽しめる。
 この中途半端な性能が、SLALOMでもないWAVEでもない、中途半端なコンディションを楽しませてくれます。

 ちなみに試乗したのはWOODモデルで、重量がある方です。
 PVCモデルであれば、走り出し、スピード、ターンの切れ味は、更に良くなります。
 上級者の方には、そちらがおすすめ。

 体感浮力は高いので、68キロぐらいまでの方ならば95Lで4.5〜6.5が遊べます。
 105Lはノーカムならば7.2まで使えるので、68〜75キロぐらいまでの方が5.3〜7.2ぐらいまでを遊ぶのにオススメです。

 〜ストラップレイアウトの例〜
 走りを楽しみたい時に、おすすめのレイアウトはコレ↓ 前足は内側で前から2番目の穴、後ろ足も2番目の穴。

 

 うねりの中で遊びたいときは、前足はそのままで、後ろのストラップをセンターに1本にする。
 その場合は、3番目の穴を使う。
 いずれもスタンスは43.5センチです。(前ストラップの内側のビス〜後ろ足の前側のビス)
 これで広く感じる方は後ろ足を前に出すと良い。