このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名 2012FANATIC RAY 110L WOOD
 テストライダー 身長170cm 体重60kg
 ゲレンデ 検見川
 コンディション
 海面状態
北北西 ガスティー(アンダー〜オーバー)
チョッピー
 使用SAIL/FIN 2011SIMMER 2XC 7.8u 2カム6バテンFREERIDE
 性能評価 △ 悪い  ○ 普通  ◎ 良い ☆非常に良い 
 初速 上り
 スピード ターン性能
波乗り性能 NA 安定感
 装備品のクオリティー
 (FIN・STRAP)
重量レベル
 オススメレベル 上級者 
 セイルマッチングエリア 6.0〜7.5u 
高速安定感に優れるFREERACEやFREERACEMOREモデル 

 <コメント>

 薄めのレイルにフラットなデッキ形状は、加速時やアンダー時に安定感を生み出しています。
 ボードの硬さに優れ、セイルを引き込み続ければハイポテンシャルな高速プレーニングを楽しめるボード。
 短くコメントするとすれば、こうなる。

 同時に乗らせてもらったFREERIDEモデルのHAWKもそうでしたが、LTDバージョン(フルカーボンかな?)でなくても、
 このWOODバージョンで十分なボード剛性と軽さを感じます。(2種類のバージョンを選べるように設定されている)
 
 一口にWOODバージョンと言っても、デッキのWOODの下にカーボンを積層してるメーカーと、そうでないメーカーがあります。
 ファナティックは、前者です。だから、WOODといっても、メーカーによってプライスが違う。高いのは当然ですが前者。
 ボードの作りによってプレーニング感は大きく変化します。だから、試乗する際にも、その辺は気にして乗っています。
 硬ければいいと言うわけではありませんが、剛性不足のボードはスピードの伸びに限界を感じます。
 ビギナーから中級者へのステップアップボードであれば十分な性能ですが、
 しっかりプレーニングが出来る中級レベル以上の方が、高速安定感に優れるセイルを使用してセイリングする場合には、
 やはり、ボードにもスピード性能を求めるので、ボード剛性(丈夫さじゃなくて、ねじれや水切れのための硬さ)は重要な要素ですね。

 今回、使用した7.8のセイルは2カム6バテンのFREERIDEで、どちらかと言えばアンダー〜ジャストが得意なセイルです。
 同時に試乗したHAWK(FREERIDE)では、乗っていられるオーバーでした。(ボードが走り過ぎないので耐えられる)
 ですが、このRAYは、もっとボードが走ろうとしているのにセイルがついていけず、オーバーセイルでコントロール出来ませんでした。
 それだけポテンシャルが高い走りをするボードと言う事です。
 7.5でもFREERACEクラスのセイルであれば問題なかったはずです。

 38cmの付属されるフィンは、クオリティーも高く良いフィンですが、ダウンウインドのレースで使用するサイズに感じました。
 これも、使用したセイルのポテンシャルのせいだと思います。
 もっと高速の状態で耐えられる7.5であれば、問題なく上れ、グッドマッチだったと思いますが、
 基本、38pは7.0uで使用する事が多く、7.5ではオーバーに近い状態で使用するサイズになります。
 ジャスト〜アンダー気味ならば40cmが良いでしょう。
 スピード性能に長け、RACEモデルのように節水面が減る走りをするので、フィインサイズはセイルサイズに合わせる必要があります。
 そこを煩わしく思うのであれば、FREERIDEモデルをチョイスすれば良い。
 
 とにもかくにも、スピード性能に長けたボードで、レースに出ているアマチュアの方や、高いレベルのプレーニングスピードを楽しみたい
 方におすすめの性能です。

 〜追記〜
 ジョイント位置がセンターで130cmになていますが、通常は前よりの133cm位を使えば良いと思います。
 セイルのポテンシャルでも変わると思うので、好みでしょうが、通常はセンターでOKな事が多い中で、
 オーバー気味の為に前に出したのは久しぶりだったので、記述しました。

 外人は足が大きいので大丈夫なのでしょうが、自分は26cmなので、ストラップに工夫をして、も少し外で乗りたく感じました。
 これは、他のボードでも感じる症状です。
 自分は、ビスを通す穴を変えて、大型のギザワッシャーで抑えています。