試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー 2019TABOU 3S PLUS 230×64.5 105L Freewave 2019TABOU 3SPLUS
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
今まではパワーボックスのシングルフィンのみだった3Sですが、2019モデルからスラスターの使用を可能にした3S PLUSが追加されました。従来の3Sの良さに、更に色んなコンディションで楽しめるモアファン性能をプラスしたのが3S PLUSだと感じます。

試乗を希望した理由は、3社合同の試乗会時に、同じぐらいのボリュームのFreeRideからFreeWaveを風が弱い中で乗らせてもらい、比較して最も浮力バランスが良いと感じたからです。オ!これなら強風域にトライしていく方にとって乗りやすいボードになるんじゃないかな? 走りやターンの具合をチェックしたくて長い間の試乗をさせてもらいました。
厚みは、多くのメーカーが、このぐらいのサイズは13cmとするところを5㎜アップで厚め。ノーズ付近に幅を持たせ、デッキシェイプも肩を落としすぎずフラット気味。リアストラップ付近にウイングが入りテイルにかけて絶妙に絞っていますが、それより前方はノーズとテイル付近がイーブンになるアウトライン。このあたりが抜群の浮力バランスを生み出していると思います。テイルはスワロー。面白いのはリアストラップの後ろから一気に厚みが薄くなるデッキ形状。
装備品としては、デッキパッドの形状は抜群で、中央よりのストラップポジションで乗っても走行時の足のホールド性の良さを感じますし、走行時はもちろんジャンプの着水時のショック吸収能力もイイ。ストラップを止める穴の間隔も狭くストラップの横幅の調整(ホール度性の良さの為)を微妙に出来ます。とても細部にこだわって作られていると感じます。フィンはMFC社製でセンターにトライフィンFreeWave、サイドはトライフィンフィン用とハイクオリティーな物が付属されています。
TABOUボードは、このボードに限らず、長く扱ってきて何時もブレずに良い作りを続けてきている点も絶大な信頼を寄せています。
自分が唯一ウイークポイントだと思ったのが、センターフィンがパワーBOXで位置が変えられない事とサイドフィンがミニタトルではなくスロットな事。通常はサイドフィンの位置を固定してセンターフィンの位置で乗り味を変えるのですが、TABOUは逆を選んだようです。WAVE系のボードはセンターフィンがUS BOXの方が違ったフィンを使い易いと思っているのですが、試乗してみて必要十二分な動きの楽しさを味わえましたし、パワーBOXはシングルにした時に30㎝以上のFreeRideフィンを安心して使えるBOXなので、FreeRideテイストの楽しみの幅の方が広がると考えれば、これはこれで良しです。ニーズ次第ですね!

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通    良い ☆非常に良い 
 プレーニングパフォーマンス
 スピード・初速・上り
 アクションパフォーマンス
 ベーシックフリースタイルアクションや
 ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
 スピードジャイブ性能  ジャイブの弧の自在性
  波乗り性能 サイドショア/オンショア /   コントロール性能 ラフ海面
 浮力バランス安定感 ☆   装備品のクオリティー 
 マッチングSAILタイプ エリア  4~5バテンWAVEセイルはもちろん、ノーカムFreeRideセイルでも遊べます。
 おすすめレベル  上級者の方はもちろんですが、サイズを選べば100L付近のボードが始めてと言う中級者の方にもオススメできます。

 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 Date / ゲレンデ 2019年1月 検見川
 コンディション  北西~西北西(右クロスオン気味)オーバー 膝の波に腰のうねり 若干ガスティー 
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER ICON5.6 / 純正12+23㎝
夕方になって一気に吹き上がってきた風で、自分と同じぐらいの体重の上級者の方は3.8に75L WAVEで乗っていました。スクールで使用していたセイルじゃオーバーだろうなぁ~と思いましたが(本来なら4.5前後以下)、セイルのオーバー性能もみたかったし、オーバーな状態での乗り味もテストしてみたかったので試乗。
ずばり無茶空茶乗りやすい!! 若干ガスティーだったのでブローの切れ目を選べる状態だったとは言え80%は完全にオーバーな状態。普通はボードのノーズを抑えきれずに舞い上がってしまう事が多いのですが、このボードは、それがなりずらい。セイルをフラットに近い状態にセットし、マストを立てて風を抜いて前足加重で乗る事が非常に楽でした。付属されるサイドフィンが大きめなのですが、そのサイドフィンがグリップしてくれて前足加重でも上りやすいし、飛びたくないので細かくボードの向きをトリムしたかったのですが、それも抜群にやり易かった。普通は、上りやすいと下りでフィンの大きさを感じて下れない症状が出たりするのですが、ブローの切れ目で下らせるのも自在でしたしスピード感も十二分!! オーバーなのでジャイブの途中でセイル手を離した場合にも、後ろ足のみで最後までターンをドライブさせられる事もサイドフィンのお陰で楽々でした。これが出来ないとフィンサイズがイマイチだと感じるのは分かる方は分かりますよね!
もちろんセイルのオーバー性能の良さもあっての事ですが、自分の中で、ここまでオーバーパワーの状態で106Lで楽しいと思えるレベルで遊べるボードの良さに、ただただ凄いなぁ~と関心させられました。この乗りやすさは上級者の方にとっても武器ですが、これから強風の荒れた海面で練習をしたいと言う方にとって抜群の性能だと思います。特にWAVEに興味がある方にとっては、とってもおすすめの1本だと感じました。
検見川の浜2019TABOU 3SPLUS
 Date / ゲレンデ 2019年1月 検見川
 コンディション  北西(サイド~サイドオフ)インサイドはガスティー 波は膝 
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER BLACKTIP4.7 / 純正12+23㎝
4.7で走れそうな風と膝の波だったので、4.7での純正フィンのマッチングやボリューム感チェックで試乗。
自分の体重でも走りにストレスを感じる事も無かったすし、フィンが大きく感じてターン性能がイマイチと感じることも無かったです。膝の波でもフロントサイドは楽しく感じました。ただ、バックサイドはどうしてもストレスがあるのは仕方ないかな・・・サイドフィンをセンターフィンに近づける為に下げれば良かったかな?
ボードが借りれている間に試せたらやってみます。
2019TABOU 3SPLUS
 Date / ゲレンデ 2019年1月 検見川
 コンディション  北西~北北西(サイド~サイドオフ)ガスティー 膝のうねりにチョッピーな海面 
 テストライダー 身長170㎝ 体重60㎏
 使用セイル / 使用フィン  SIMMER ICON5.6 / 純正12+23㎝
今回は、オフ気味になると風速ダウンしサイドになると入ってくるガスティーで波は無いチョッピー~フラットな海面。そんな中でターン性能、走り出し、走行感を中心にテスト。
どれも抜群です。走りにストレスは感じないし、余裕の浮力のお陰で走り出しもイイ。特にサイドフィンが効いているターンのドライブ感とグリップ性能、上りの良さを強く感じました。うねりを使ってのジャイブのし易さは流石FreeWaveと呼べる良さで、踏み込んでサイドフィンがグリップしレイルが入ってターンの後半までスピードを保ったジャイブがとても楽に行えます。
純正のフィンで遊ぶなら6.0から4.7がジャストでしょう。でも、スラスターの状態でこれだけ走るなら32㎝のシングルフィンにしたら、もっと軽快な走りを楽しめるんだろうと思うし6.5~6.7ぐらいでも楽しいと思います。ストラップを4本にして乗ることも出来るのでSLALOMテイストUPで遊べるでしょう。
自分の体重にはガスティーでも余裕の浮力なので、106Lは70キロ前後の上級者の方が6.0から4.5ぐらい中~強風で遊ぶのに良いサイズだと感じます。80キロ前後の上級者の方には116Lが良いでしょう。60キロ前後の方の4.7から6.0用なら95Lが良いでしょうし、4.0から5.5なら86Lで十分でしょう。WAVEボードは持っているので、WAVEボードに乗ってイマイチと感じるコンディション(ガスティー、波が無い)で抜群に遊べるボードを考えている方にオススメします。
※ウオータースタートがイマイチな強風ビギナーの方には違ったサイズがオススメになります。
TABOU 3SPLUS試乗で使っているジョイント位置です。ここも移動させることで乗り味が変わるので楽しみながらチューニングすると良いです。



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