試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー 2023STARBOARD FUTURA105L ・229×67 ・FreeRace 2023STARBOARD FUTURA
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
2022モデルも、120Lクラスで丸みを帯びないアウトラインになり乗り易くおすすめに感じていましたが、2023モデルは更にサイズの数が増え選びやすくなりました。
試乗会で120Lに乗らせてもらった際に水切れの良さやボードの軽さがあり、ボードの作りの良さを感じた事から試乗を決定。
付属フィンは、フラット海面で乗るならスピード性能も走り出しの良さもあってクオリティーの高さを感じます。
ストラップは好みがあると思いますが、硬さはしっかりしていてホールド感に優れます。自分は、前足に使うには硬すぎる感触なので前足のみ変えて使います。
フォイルも装着可能なサイズが多いためかな? ストラップ、フィン、エアーバルブの全てがトルクスビスです。専用のT字レンチが付属されますが、個人的にはフィンのビスやストラップのビスを締めるにはプラスの方が力が入って締めやすいと感じます。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
プレーニングパフォーマンス スピード・初速・上り アクションパフォーマンス
ベーシックフリースタイルアクションや
ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
スピードジャイブ性能 ジャイブの弧の自在性
波乗り性能 サイドショア/オンショア / コントロール性能 ラフ海面
浮力バランス安定感 装備品のクオリティー
マッチングSAILタイプ エリア 
おすすめレベル しっかりプレーニングをこなせる中級者以上の方
ボードの扱い方が丁寧な方(Carbon製の軽いボードなので)


 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ / ライダー  2023年4月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重58㎏
 コンディション   南東 サイドでフラット ジャスト~ややアンダー
 使用SAIL / フィン   2023POINT7 F1e6.4(Fin&Foilセイル)/ RRD UNIVERSALフォイル
FUTURAは以前からフォイルで乗っても楽しめるボードだったので、セイルのテストも兼て試乗。
フォイルは翼の面積が大きく浮きが得やすく風が弱い時に使いやすいタイプを使用。
7.5㎡のフィンで乗る方たちはブローで走れるかな・・・ぐらいの4~5m/sで、ブローは7m/sぐらいの風速。
まさにフィンがイマイチな時にフォイルを付ければ楽しめると言うテストを行うには丁度良いコンディションでした。
結果はバッチリです。
浮き上がりも良いし浮いた後のコントロールも非常にし易かったです。
幅が67㎝しかないですが、フォイルに乗りなれている方がフィンでアンダーのセイルパワーで乗るなら問題なく楽しめると感じます。
ただし、メーカーのホームページミスなのか製造ミスなのか、フォイルBOXって書いてあったので購入したのですが、BOXはノーマルタトルBOXなので、使えるフォイルに限りがあります。
110L以上はディープタトルのFOILBOXのはずなので、おすすめは110L以上ですね。

2023STARBOARD FUTURA

Date / ゲレンデ / ライダー  2023年4月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重58㎏
コンディション   西南西 ストレートに近いオンショア 腰~胸ぐらいのウネリに風波でチョッピ―
 風速のアップダウンが大きくアンダー~オーバー気味まで
使用セイル / フィン     2023POINT7 F1e6.4(Fin&Foilセイル)/ 純正付属36㎝とMFC WEEDBURNER34㎝
今日はフィンでの使用テストでした。
風速のアップダウンが大きく、ややアンダー気味から上級者が4.5㎡のWAVEの方が走れるぐらいまで。
風速でいうと5~6m/sと10~12m/s。
海面は検見川特有のオンショアラフ海面。風波で荒れていてSLALOMボードで乗るのが難しいコンディションでした。
使用セイルは前回と同じPOINT7のF1eを使用。
最初は純正の36㎝を付けて出艇。
ボードが跳ねてしまいフィンが抜けやすくボードを風下に向ける事も難しくジャイブも前に持っていかれてしまう状態でした。
これは、フィンが大きいしセイルのセッティングも変えないと。って言う事で、フィンをWEED34㎝にしてセイルもダウンとアウトをプラスして再度テスト。
俄然、下らせて走る事も楽になり風波を超えて走ることも楽になりました。
ラフな海面での乗り易さもジャイブのし易さもありつつSLALOMらしいプレーニングを楽しめるボードになっています。
CARVEも非常に乗り易くプレーニングが楽しいボードですが、やはりFUTURAの方が一段上の軽いプレーニング感。
スピード性能が高いぶん乗り手の技量も要求されますが。


Date / ゲレンデ 2023年7月 / 検見川
コンディション  オンショア(ストレートに近い)
インサイドは腰から腹の波。沖合のウネリは腹ぐらい。風波で荒れ気味な海面。
 
テストライダー  身長170㎝ 体重58㎏
使用セイル / 使用フィン  22-23EZZY CROSS5.7 / ZULU IKLWA36㎝Carbon
同じオンショアコンディション6.5ジャストで純正36㎝を使った際に、自分の体重にはフィンにパワーがあり過ぎて下らせた際にストレスを感じたので、以前から検見川のオンショアチョッピ―海面で抜群の乗り易さを感じるZULU IKLWAを使ってのテスト。
サイズは同じ36㎝を使用。
やはりZULUフィンの方が下らせた際にも足元が楽ですし、ウネリを下っていく際にノーズのヒットが軽減されて乗り易かったです。
乗り易いからと言って走り出しが悪いとか上りが悪いといったマイナス面は無かったです。
ただ、他に感じたのは、フィンやボードは、もっと速く走れるよぉ~って言ってるのに、セイルのトルクが抜けきれず(風を溜めてしまう)ギアがアップせずエンジンが唸ってしまう状態。
ま、これは仕方がないと思います。
EZZY CROSSは、FOILボードを含め、FreeRideボードやFreeStyleWaveボードで乗っている時には全くストレスを感じず、スピード感も十分楽しめる非常に良いセイルです。
FUTURAはスピード性能が高いので、このボードのスピード性能を楽しみたいなら6バテン~7バテンのSLALOMテイストが強いセイルを使えばマッチングが良いと言う事です。
しかし、ボードが軽く走り出しが抜群のFUTURAに乗りつつ、セイルは軽く使い易さを重視し、適度なプレーニングスピードでマイルドな走行感を楽しみたいなら(EZZYのCROSSやWAVEセイルの5バテンセイルを使いたい)、自分の経験上WEEDフィンを使って乗るとマッチングが良いと思います。
次回テストして、またレポートします。
加えて、同じ5バテンでもチューブバテンを使用しフィンで乗った際のスピード性能にもこだわって作られたPOINT7のF1eでZULUのフィンのテストもしてみます。
2023STARBOARD FUTURA
 


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