このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名  2011GAASTRA MATRIX 6.5 ノーカム6バテン
 MODEL  FREERIDE SLALOM
 使用マスト  SIMMER RDM90-430 Carbon90%
 テストライダー  身長170cm 体重62s
 ゲレンデ  検見川
 コンディション
 海面状態
 南西 ジャスト
 膝から腰のうねり
 使用ボード・FIN  2010バーレー SUPERNATURAL 120L 純正 32cm
 性能評価 △ 悪い  ○ 普通  ◎ 良い  ☆非常に良い
アンダー性能 操作性
SPEED性能 セッティングの
し易さ
セイルの軽さ(自重) プレーニング時の
安定感
カムのローテ―ション     
マッチングBOARD:CROSSOVER系やSLALOM系FREERIDE 
おすすめレベルは、
ノーマルマストでのセッティング時は、気軽にエキサイティングな高速プレーニングを楽しみたい中級者以上の方。
RDMでセッティングした場合は、ややソフトになる為、中低速向けの使い心地になります。プレーニングビギナーの方にも扱い易くなります。 


 <コメント>
 同じ6本バテンのFREERIDE SLALOMセイルでも、このMATRIXはブーム上のバテンを5本にする事で、高速時の安定感を意識したセイル。
 しかもチューブバテンを5本中、4本に装備(第2〜5バテン)する事からも、それは理解できます。
 ブーム下のカーブは、やや切り上げ、1本バテンとすることで、操作性の良さも意識しています。

 ブーム下を2本にし、やや深めのフォイルを出し、ブーム上を4本にしたタイプの方が、
 トルクがあり、上りもとり易くSLALOMテイストが強いFREERIDE SLALOMセイルになりますが、
 高速時の安定感や、高速時の軽い操作性が弱まります。

 MATRIXはRDMでセッティングすれば、操作性が良く、CROSSOVER系のボードで、走りと自在なターン性能を楽しめます。
 やや高速時の安定感に欠けますが、テストしたボードSUPERNATURAL(CROSSOVER系)では十分に感じました。
 ノーマルマストで張れば、フォイルの固定感が強まり高速安定感が増します。
 フラットウオーターでのSLALOMセイリングには、ノーマルがおすすめ。
 
 同社に、似たようなCROSSと言うセイルがあり、
 そちらはRDMマストを指定マストにし、CROSSOVER系用(スピード&操作性50:50)としています。
 このMATRIXは、ノーマルマストが本来は指定マストです。要するにSLALOM系(スピード重視)なのですが、
 RDMでも十分なスピード性能ですし、使用ボードや好みでマストを変えれば、CROSSは、いらない気もするのですが・・・。

 やや重量もあるFREERIDEボードで使用するならRDMマストでセッティングすると良いでしょう。
 自分は体重が軽い方なので、特に、このセイルにトルク不足を感じませんが、
 他メーカーの、同類のカテゴリーのセイルと比べれば、ややトルク不足に感じます。

 これと言って特筆するべき物があるセイルでは無いのですが、
 言い換えれば、使い易くオールラウンドなセイルであると言うことです。
 守備範囲はかなり広範囲ですし、素材もクオリティーが高く耐久性も十分です。(軽くても耐久性が悪い物もあります)

 追記
 今年は、ノーマル径のマストでもセッティングしやすいだけのマストスリーブの太さが確保されています。
 メーカー推奨はノーマル径です。