このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名 2012NEILPRYDE HELLCAT6.7  
 MODEL ノーカム6+1バテンFREERIDE SLALOM
 使用マスト NEIL X6 430(ノーマル径)
 テストライダー 身長170cm 体重60kg
 ゲレンデ 本栖湖
 コンディション
 海面状態
アンダー
フラット
 使用ボード・FIN バレー CELL スタンダード115L 245×68cm フィン40cm
 性能評価 △ 悪い  ○ 普通  ◎ 良い  ☆非常に良い
アンダー性能 操作性
SPEED性能 NA セッティングの
し易さ
セイルの軽さ(自重) プレーニング時の
安定感
カムのローテ―ション     
マッチングBOARD:FREERIDE SLALOMからFREERACEまでスピードに優れるボード  
おすすめレベルは、
中級者の方から、イージーにエキサイティングなSLALOMセイリングを楽しみたい上級者の方
  


 <コメント>

 昨年モデルは、軽さは、今年のモデルよりも感じたが、高速時の安定感に違和感があった。
 以前のモデルのような低速トルクと高速安定感を感じず、バテンを減らしたことにより、使い易さのみを重視したかな・・・?って感じでした。

 NEWモデルは、かつての良さが戻った。
 バテンも1本追加され、元の6+1に戻った事で、走行時に風の溜まりを感じず、前よりのドラフトで前へ前へと走ってくれる。
 バックハンドも適度にあり、上りもとりやすく、とても心地良い感触でした。

 先に試乗したH2同様に、素材変更によるしなやかさを感じ、今年のNEILのFREERIDE SLALOMモデルは特にアンダー性能が抜群に感じる。
 しなやかにトルクを感じ加速し、ソフトな手応えを残しているが、安定しているために、引き込みやすい。
 手応えが重くならずに、一定のパワーを供給し続ける。
 FREERACEセイルのようなカッチとした硬さによる、風が流れる軽い安定感とは違うが、
 常にソフトなパワーを感じる手応えは、とてもボードスピードを維持しやすく感じた。
 オーバーパワーの状態ばかりが続く状況でのテストは出来ていないので、そこのコメントは出来ませんが、
 この乗り味は、フォームが多少安定しない中級者の方でもスピードをキープしやすい事に繋がると思いますし、
 風の多少のアップダウンに対しても安定したパワーを供給し、
 シフトする風に対し、敏感に反応出来なかった場合にもパワーロスが最小限に抑えられると思う。
 それに、多少、重量もあるのがFREERIDEモデルのボード。
 この安定感のある手応えは、その手のボードを走らせ続けることにも繋がるでしょう。

 最近のFREERIDEセイルは、この手の乗り味を追求している物が多いと感じる。
 モアーパワー&モアコントロール。(トルクはあるが、コントロールがし易いセイル)
 このHELLCATもそうした流れで、抜群の使いやすさを感じさせてくれるセイルに仕上がっていると感じた。

 追記
 検見川でも、NEWモデルのHELLCATを使用している方を見かけますが、オーバーに感じるであろう風域でも調子良さそうにセイリングしています。
 このことから、高速時の安定感も問題ないと考えています。