試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 SAIL名:2019SIMMER ICON5.6 ラフ428 ブーム178  MODEL:5バテンWAVE 
<総合評価>  △ 悪い   ○ 普通  ◎ 良い  ★非常に良い 
 アンダー性能  操作性
 SPEED性能  セッティングのし易さ
 セイルの軽さ(自重)  プレーニング時の安定感
 ローテ―ション:カムorバテン
 マッチングBOARD  WAVEはもちろんFreeWaveなどの走りも楽しみやすいボードにマッチ。 
 おすすめレベル  中~上級者の方
 2019simmer icon
2015年にテストした時は、フォイルの安定感は良いけどアンダー性能が今一に感じ、パワーとスピード性能に優れるAPEXをおすすめしてきました。
今年APEXが無くなったことでICONの仕上がりが気になりテスト。APEXのパワーをICONに与え、以前のAPEXよりも操作性の良さを感じる仕上がりになっています。

 <コメント> 試乗ごとに感じた事があれば追記します。
 Date / ゲレンデ / ライダー  2018年10月 / 九十九里 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   波は胸~肩でトロ目で面良し。アンダー サイドからややサイドオン気味 
 使用マスト/ボード/フィン  純正RDM8-400 / QUATRO SuperMini94L / 純正10+20 
ブローで5~6m/sぐらいかなぁ・・・ウオータースタートがギリギリ出来るぐらいで、アウトに向かう際も、うねりを使って下らせればプレーニングするコンディション。もちろんインサイドに戻る際は波に乗ればプレーニングOK。
同じ5.6のBLACK TIPと比較して、ボードを走らせるパワーはICONの方が上でゲッティングが楽です。面はトロ目でも波に乗れば走れるのでインサイドに戻る際には、どちらもプレーニング能力は互角でした。
使用感の軽さや波の中での操作性の良さはBLACK TIPの方が優れますが、走り出しのパワーやスピード性能はICONの方が優れます。ここは仕方ないですね。使用目的で選ぶものだと思います。
今日はセンターフィンが20㎝(TF)の94LWAVEボードで使用したのでBLACK TIPの方が相性が良く感じましたが、これがフィンが大きめのFreeWaveボードだったり、センターフィンにシングルで使える22㎝を付けて乗っていたとしたらICONの方が格段に良く感じたと思います。(今までの経験から)
セイルパワーをボードが受けとめられる状態ならICONのパワーの方がアンダーでも走るし、走り出し後に風がセイルに流れれば更にスピードアップしやすいはずなので。SLALOMセイルが同じですよね!パンピングで走り出して風が流れればアンダーでも走り続けてくれますよね。(高揚力)手応えで走り出すセイルは走りそうで走らないですよね。波に乗せれば波のパワーで走りますが・・・。
難しいですね。どちらが良いと決めるのは。使用目的、使用ボード、コンディションで変わりますね。
別件
今まで5バテン5.7のAPEXが今日の様なコンディションで重宝していたのですが、ICONはA-PEXに近いパワーを持たせつつ、より軽く操作性に優れたセイルに仕上がっていると感じました。セイルトップが軽く感じますし、パワーは同じぐらいなのですが、面がカチッとしていて切り返し時に切れ味が良く感じます。よりWAVEセイルとしての使い勝手の良さがプラスされたと言えば良いのかな。

 Date / ゲレンデ / ライダー  2019年1月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   北西~北北西(サイド~サイドオフ)インサイドはややガスティー 
 使用マスト/ボード/フィン  純正RDM8-400 / 2019TABOU 3S PLUS106L 純正12+23 / 2019JP MAGICRIDE112 純正38㎝ 
3Sは走りも楽しめてWAVEのようなターンも楽しめるFreeWaveボード。MAGICRIDEはイージージャイブですが基本はSLALOMのFreeRideSlalomボード。コンディション的には走りを軸として楽しむパターンでした。
ボードを走らせる適度なパワー、走行時のフォイルの安定感(セイル手が重くならない、風が溜まり過ぎない)共に抜群。FreeRideSlalomボードの強風用にも十分使える性能だと感じました。
別の機会に同社のENDURO5.9(同じ5バテンですがFreeRideSlalomセイル)も試乗しましたが、WAVEセイルのソフトな手ごたえは劣りますが、パワー、スピード性能は更に上です。ワンランク上のスピード性能(フォイルの固定力)を求めるならENDUROをおすすめします。ただ、ENDUROはチューブバテンを使用していますし、フィルムも薄めなので少しハードな波のあるコンディションでの耐久性を考えればWAVEセイルのICONの方がオススメになります。もちろん軽さの点ではENDUROが勝ります。

 Date / ゲレンデ / ライダー  2019年1月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   北西~西北西(サイド~サイドオン)膝の波に腰のうねり 
 使用マスト/ボード/フィン  純正RDM8-400 / 2019TABOU 3S PLUS106L 純正12+23
自分と同じぐらいの体重の上級者の方が75LのWAVEボードに3.8で乗るコンディション。多少、風が抜ける場所はありましたが80%以上はオーバーな状態。
スクール終了後の夕方だったので張り替える時間も無く、ま、オーバーのテストで出てみよう。ぐらいの気持ちで試乗しました。
乗ってびっくりです! オーバーなのでアウトを強めに引いてフラット気味にして風を抜けるだけ抜いて乗ったのですが、裏風をもらうこともないし、硬すぎて乗りづらい感覚もないし、風を流して乗っているのに丁度良いパワーでボードを走らせてくれる! 使ったボードが乗りやすかった事も手伝っているのですが、それにしても素晴らしいオーバー性能。5バテンWAVEセイルはオーバー性能とパワーに優れるし、SIMMERのWAVEセイルは自分のように体重が軽めの体格でも周りの方と比較してオーバーセイルで乗ることが楽なのは以前から感じていましたが、今年のICONは自分の想定を超えたオーバー性能を持っていると感じました。
スピード、パワー、コントロール。この3つの要素が絶妙にミックスされた味付けでアウトホールの加減だけでアンダー~オーバーが効いて1枚でホント幅広い風域をカバーしてくれます。フラットで乗る際のスピード性能にこだわらない限り、FreeRideSlalom、FreeWave、WAVEと、ボードを選ばずに楽しめる性能を有していると言えます。この幅広い風域をカバーする性能はバテンの数が減るほど劣って、波の中で風向きに関係ないマニューバーを描く操作性はバテン数が少ないほど優れています。「ワールドワイドな使用で重宝する味付けはICONに与えている」まさにメーカーのキャッチフレーズどおりのセイルだと思います。
Date / ゲレンデ / ライダー  2019年1月 / 検見川 / 身長170㎝ 体重60㎏
 コンディション   北西~北北西(サイド~サイドオフ)膝の波に腰のうねり 
 使用マスト/ボード/フィン  純正RDM8-400 / 2019TABOU 3S PLUS106L 純正12+23
ややガスティーでブローが抜けた時は走らない状態でしたが、ブローの入る海面も広く強めのブローではセイルパワーが十分な手応えに感じれました。
7.0のノーカム7バテンSLALOMの方はブローでオーバー気味。
BLACK TIPとICONの5.6を同じボードで試乗し使用感を比較。はっきりとした違いを感じれました。
ICONは風を溜めてソフトな手ごたえで走らせ続けるのではなく、セイルの面がカチッとしてスピードが出る使用感でボードを走らせ続けるパワーも十分。
BLACK TIPはソフトな使用感。ソフトなのですが風の溜まる部分は全くずれずプレーニング中のフォイルの安定感に違和感は無し。
走り系でスピードを楽しみたいボードにはICONがマッチ。ソフトな手ごたえで乗りたいWAVEボードならBLACK TIPがマッチ。
BLACK TIP指定マストは430、ICONは400。通常なら400マストでエクステンションを使って28㎝UPするICONの方がソフトな仕上がりになるのにそうならない。
目的に合わせて、しっかり作られているなぁ~と感じました。
ICON5.6 ラフ428 ブーム178 / BLACK TIP5.6 ラフ434 ブーム173

2019SIMMER ICON

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