BOARD名・サイズ・カテゴリー |
2025StarBoard Kode・94L 228×62㎝・FreeWave |
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
2024年から本格的に波の中で遊べるようデザインを一新したKode。
最も意識したのは後ろ足の下にセンターフィンを取り付けられるようにしたことかな?
レイルは薄めでアウトラインもWAVEを意識したデザイン。
CarbonエディションにはSlalom的な乗り方をしたい時に使うフィンも付属されています。(大き目のシングルフィン)
そして、FreeRide、FreeWave、Waveのジョイント、ストラップのポジションも色分けしチューニングを分かりやすくしているのが大きな特徴です。
デッキパッドも厚く足を入れた時のフィット感も良い。
Wave用に付属されるフィンも使用してみて、十分なパフォーマンスを得られる物です!
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=総合評価= |
△ 悪い |
○ 普通 |
◎ 良い |
☆非常に良い |
プレーニングパフォーマンス スピード・初速・上り |
◎ |
アクションパフォーマンス
ベーシックフリースタイルアクションや
ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能 |
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スピードジャイブ性能 |
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ジャイブの弧の自在性 |
☆ |
波乗り性能 サイドショア/オンショア |
☆ / ☆ |
コントロール性能 ラフ海面 |
☆ |
浮力バランス安定感 |
☆ |
装備品のクオリティー |
☆ |
マッチングSAILタイプ エリア |
4バテンWaveセイルや5バテンWaveセイル |
おすすめレベル |
中級者の方~上級者の方
特にWAVE性能が高いけどオールラウンドで乗りやすいボードが好みの方におすすめです。 |
<コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
Date / ゲレンデ |
2025年4月 / 検見川 |
コンディション |
南西 少しガスティー 波は腹~胸 ウネリは頭 アウトサイドは風波で荒れ気味 |
テストライダー |
身長170㎝ 体重60㎏ |
使用セイル |
4バテンWAVE3.7㎡ |
使用フィン |
純正11+21㎝ |
夕方だったので少しガスティーになってきてたのかな?
沖合の風速のわりにインサイドは3.7で少しアンダーもあればオーバー気味もあるぐらい。

海面は流石にオンショア強風なので荒れ気味。
インサイド寄りの、なるべく面の良い場所を選んで乗りました。
95Lのボリュームで乗るにはどうかな?って思ったけど、とにかく乗りやすい。
海面が荒れている時には、適度にフィンにグリップを感じて後ろ足に乗れないとボードコントロールが難しく感じるのだけれど、それがとてもやり易かった。
今日のコンディションで95Lで暴れすぎず乗れるのだから今のボードは凄いな!って思う。
 

ストラップの位置、ジョイントの位置を乗るスタイルで変化させると乗り味が変わる。
その位置を色で分かりやすくしてあるのがスターボードの工夫の凄いところ。ユーザーフレンドリー!!
最初はFreeWaveの位置で試乗。(ストラップは内側の3穴の2番目、JOINTはWAVEとFreeWaveの中間ぐらい。)
その後はWAVEの位置で試乗。(内側の3番目。JOINTはWAVEとFreeWaveの中間ぐらい。)
反応が速過ぎず走っている時のコントロールがしやすいのはFreeWaveの位置。
上級者の方なら、より反応が速くダイレクトに感じるWAVEの位置が良く感じると思います。
波乗りに関しては、面の良いサイズのある波は、検見川はトロ目な波質なのでFreeWaveのポジションの方がドライブ感が強く楽しいと思いました。
ジャイブもコントロールがイージーです。
掘れ気味の場所で波にパワーがあるなら、切り返しの速さはWAVEのポジションの方が良いと感じます。
ジャイブはタッチが少しシビアになります。
実際に動かすと、その違いを感じれます。
コンディションや好みでストラップやジョイントの位置を変化させると楽しみや乗りやすさが変わります。
このボードに限らず、ここが今のボードの良さです!
あと感じたのは、この波乗りの良さはフィンのポジションの良さからくるものだっていう事。
スターボードは、ボードのフィンBOXの位置を後ろ足の下にくるようにしています。
フィンの取り付けがしづらい?
取り付けの穴が乗っている時に気になる?
そこが気になっていましたが、試乗して全く問題ないと分かりました。
 
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Date / ゲレンデ |
2025年4月 / 九十九里 |
コンディション |
サイドショア 波は腰(ビーチブレイクのみ) |
テストライダー |
身長170㎝ 体重60㎏ |
使用セイル |
4バテン5.3㎡ |
使用フィン |
純正11+21㎝ |
先週末に借りたKODEの返却期限が明日なので、今日は九十九里に持ち込んでテスト。
潮が引いた時間になってしまった為に波のブレイクポイントがインサイドの岸際だけで、選べば2ターンが可能だったけど、ほとんど1発勝負。
サイズは腰。
岸際のビーチブレイクだったので波の面が良くなってからブレイクまでが速いパターン。

風は、ウオーターも直ぐに上がれるしアウトサイドに向かう時もプレーニング出来る状態から少しアンダー気味まで。
風向きはサイドからサイドオフまで。
サイドフィンはBOX内で取り付け可能な一番前の位置で使用。
最初は、ジョイントはFreeWaveとWaveの間ぐらい。(水色の✖と白の✖)
ストラップは、前足をFreeWaveの位置(3穴の真ん中)、後ろ足をWave(3穴の一番後ろ)の位置で使用。
掘れてブレイクが速い波だったので、ここって言う位置で一気に曲げたかったのですが、むむ曲がらない。
先日乗った感触から、こんなもんじゃないよなぁ・・・このボードは・・・。
って事で、戻ってジョイントをWaveの位置(白い✖)に、前足のストラップもWaveの位置(3穴の一番後ろ)に変更。(画像参照)
 
とたんに絶好調!!
曲げたい時に瞬時に曲げられるしトップターンの切れも抜群になった。
ほんのちょっと動かしただけなのに、こんなに変わるんだぁ~!
凄いな。
Waveボードと言っていいほど楽しめます。
波質によって、いじれば、サーフィンのショートボードのような動きからロングボードのような動きまで変化させられると感じます。
上級者の方のニーズにも応えてくれるし、中級者の方や、まだ動きすぎるボードに不慣れなWaveビギナーさんのニーズにも応えてくれます。
個人的には、ジョイント位置はタックのし易さを感じれるWaveポジションが好みだと感じました。
オンショアでもサイドショアでも、トロ目の波でも掘れた速い波でも何時でもオールラウンドに楽しませてくれる良いボードです。
テストはしませんでしたが、シングルで走りも楽しめる長めのFreeWaveフィンも付属されるので、波が無くウネリのみのオンショアコンディションや
強風で荒れた海面でプレーニングを中心に楽しむにもジョントやストラップ位置を変化させれば幅広いニーズに応えてくれる性能を有していると感じます。 |
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