試乗レポート
このレポートは、あくまでも試乗した個人の感想ですので、参考としてください。

 BOARD名・サイズ・カテゴリー 25-26FUTURE FLY WhiteTiger125L 238×75 FreeRace 25-26FutureFly WhiteTiger
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<デザイン、装備、従来モデルとの比較等の外観的なコメント>
TABOUのRocketPlus同様にRACE色の強いSLALOMよりも長さを少し長めにとったデザイン。
特徴的なのはノーズ付近の幅を狭めに薄くしている事とテイルも絞っている事、乗りやすくスピードにも優れていた2010年頃のStarBoardのFuturaに似ています。薄くした事でボリュームが落ちるとオーバー気味の時にノーズが下がりやすくラフ海面の時にノーズを引掛けやすくなりイージーにスピードを出しづらくなるけれど、このボードはノーズにロッカー(反り)を強めに付けて、それを防いでくれています。事実、かなりオーバー気味の風波がある海面で(6.0㎡でオーバー気味)乗ってもノーズが食われずらく風下に落としてスピードを楽しみやすい。
もう一つは前足からテイルに向かって丸みを帯びた絞られたアウトライン。
このアウトラインのおかげでスピードが出た時のボードの抑えが非常に楽な事とジャイブのし易さを感じれます。
流石、数多くのプロトタイプを作って2年以上の歳月を掛けて妥協する事なく販売に至った完成されたボードだと感じれます。
更に、このボードの開発でメーカーがこだわったのは作りの面です。カーボンのみで軽く硬いボードにすると剛性の面で上級者向けになりすぎ、取り扱いがシビアになったり乗り込んでいった時に剥離が出たりして長年使用することが難しくなる。
丈夫さの面と、SLALOMらしい走りをする為の水切れの良いボード剛性を、出来るだけコストを掛け過ぎずに作りたいと考え抜いて、必要な部分にカーボンを使ったりカーボンストリンガー(縦方向のしなりを抑えてボードの硬さもアップさせられる補強版))を入れて作られている。
フルカーボンのボードと比べれば少し重いと感じますが、走りの面では重さによる悪さは一切感じません。
非常に良い作りのボードだと感じれます。
上級者の方が満足するトップスピードにもこだわって作られているので、フィンを別売にする事で、レベルに応じてフィンを選べるようにしたことも良いと思います。
あるレベルでは十分と感じても、コストを抑える為にフィンのクオリティーを抑えれば今一だと感じフィンを買い替える事になってしまいがち。そうならない為にはよい判断だと思います。(FreeRideならスピードよりも乗りやすさのデザインなのででコストを抑えたフィンでも十分なパフォーマンスを感じやすい)
デッキパッドも厚めでハイクオリティーですし、ストラップも前後共にWビスで固定するので捻じれが出ないしストラップ自体もホールド性の良い硬さもある良い。
装備品にも妥協がありません。
塗装に関しても、軽くすることばかりで薄く吹き付けて擦れて剥がれやすい仕上げでは無く、しっかりとした吹き付けで傷もつきづらく擦れにも強い仕上がり。長年乗っても見た目の良さを保てると感じます。

=総合評価=
△ 悪い   ○ 普通   ◎ 良い ☆非常に良い 
プレーニングパフォーマンス スピード・初速・上り アクションパフォーマンス
ベーシックフリースタイルアクションや
ジャンプ等ジャイブ以外のアクション性能
スピードジャイブ性能 ジャイブの弧の自在性
波乗り性能 サイドショア/オンショア / コントロール性能 ラフ海面
浮力バランス安定感 装備品のクオリティー
マッチングSAILタイプ エリア  扱いやすいFreeRideセイルでもミスマッチにならない乗りやすさです。
海面状態もあると思いますが5.5~8.0㎡が良いマッチングかな。
おすすめレベル プレーニングが出来てきた中級者の方から上級者の方まで。
ボードの丈夫さもあり1本のフィンで幅広く乗れる乗り易さもあるので中級者になりたての方にも
おすすめ出来ます。


 <コメント> 試乗し気が付いたことがあれば追記していきます。
Date / ゲレンデ 2025年9月 本栖湖
コンディション  本格的なRACEセイルで6.7㎡の方がジャストオーバーで乗るほどブローが強いがスティーなコンディション
ブローは10m/s以上だっと感じます。
 
テストライダー  身長170㎝ 体重60kg
使用セイル   2025GA MATRIX6.7㎡ ノーカム7バテン
使用フィン  MauiUltra Weed34㎝
海で南西が強めに吹いているパターンの本栖湖で、ブローが強烈で風速のアップダウンが大きくガスティーなコンディションでした。
普段使っている40㎝のフィンでは大きいと判断し、短いフィンは持っていないので海でオンショアラフ海面の時に好んで使う WEEDフィンをチョイス。
少しだけフィンが短い乗り味でしたが、ブローが入ってぎりぎりでセイルを引き込んでいる状態でもボードが暴れる事は無く抑えやすかったですし、ジャイブへの入りやすさも抜群でエキサイティングなスピードを楽しむSLALOMセイリングを楽しむことが出来ました。
丸みを帯びた薄目のレイルと絞り込みが絶妙のテイルアウトラインのお陰だと思います。
淡水の本栖湖ではボードの剛性がはっきり出て硬い水あたりでも良い走りが得られるかが分かりやすいのですが、ボードの作りの良さをしっかりと感じる事が出来ました。

25-26FutureFly WhitetigerFutureFlyWhiteTiger

Date / ゲレンデ 2026年1月 検見川
コンディション  ブローは5.0前後に95~105Lで楽しめる10m/sオーバーの少しがスティーな状態。
防波堤内はフラット気味でしたが、沖合は腰ぐらいの風ウネリと膝ぐらいの波があってラフな海面
 
テストライダー  身長170㎝ 体重60kg
使用セイル   GA2026 HYBRID6.0㎡ ノーカム5バテン 
使用フィン  FUTURE FLYデザインのFreeRace用カーボンフィン42㎝ 
今日のテストのメインは、ボードメーカーがWhiteTigerの為にデザインしたカーボンフィンと、セイルのテストした。
本来なら100L前後に5.2か4.5㎡ぐらいを付けて遊んだほうがイージなコンディションだとは思いますが、ボードが、このサイズしか無いという方もいるので、ボリューム的に何処まで乗れるか? フィンが大きめでも乗れるのか? そこも想定して乗りました。
42㎝のフィンで乗るには吹きすぎのコンディションだろうな・・・と思いながら乗りましたが、乗れてしまうところが、このボードの乗りやすさのおかげだと感じます。フィンのデザインも本格的なパワー&スピードのRACE系SLALOMフィンではないせいもあるとは思います。
トップスピードを楽しむには確かにフィンが少し大きいと感じましたが、ガスティーで上りも取りたい今日のコンディションで遊ぶには良かったぐらいだと思います。
以前も6.4㎡で別の40㎝を使った時もフィンが大きい感じの乗り味にはならなかったので、やはりこのボードはFreeRideボードのように少し大きなフィンでも6.0㎡がジャストオーバーのコンディションで乗れる乗りやすさがあるのだと感じます。
ライトウインドで乗る事の方が多いサイズなので今回テストした形状のフィンなら42㎝を1本は持っていたいと考えます。
マックスが7.0㎡なら40㎝でも良いでしょう。
乗りやすいけどスピード性能は高いポテンシャルを持つので、スピードを楽しむのに使うべくセイルを使って、スピードを楽しみやすいコンディションで乗れば、
余すことなく上質なSLALOMセイリングを楽しませてくれると思います。
オーバー気味でラフな海面での乗りやすさも兼ね備えているので幅広いコンディションでレベルの高いSLALOMセイリングを楽しめるボードだと言えます。
トップスピードが高すぎて2㎝フィンのサイズが狂うと乗りづらくなってしまうシビアさが無いことがRACEデザインのボードとFreeRaceデザインのボードとの差なんだろうと思います。
FutureFly Shpritz CarbonFin
検見川の浜


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